前回の りんご狩りゲームを作ろう のつづきです。
初めてすることは何かと難しく感じます。
すべてを完璧に覚える必要はありません。
ちょっとぐらい分からなくても先に進む方がいいです。
そして時には、始めのページに戻ってもう一度学習してみてください。
1度目では気がつかなったことが沢山あると思います。
りんごを移動させよう
プレイヤーとりんごが当たった時、りんごを別の場所へ移動させます。
この別の場所はランダムにします。
乱数を発生させるブロックを使います。
計算 をクリックしてランダムな数字を選択:0から10までをドラッグします。
下図の所(xの横)にはめ込みましょう。
乱数の範囲を変更します。
10 から 150 までに変更しましょう。
10 から 150 にする理由は、画面の横幅が 160 だからです。
それなら 0 から 160 じゃないの?
と思う人は試してみてください。理由が分かると思います。
続けて Y軸(縦の軸)も乱数にしましょう。
先ほどのブロックを複製します。
まず、右クリックしてメニューを出し 複製する をクリックします。
複製したブロックを y 軸の所に入れましょう。
そして 10 から 110 までに変更します。
10 から 110 にする理由は、画面の高さが 120 だからです。
0 から 120 にしない理由は先ほどと同じく、りんごが見切れないようにするためです。
スコアを表示しよう
プレイヤーがりんごを取ったとき、ゲームらしくスコアを加算します。
情報 をクリックしてスコアを1 変えるをドラッグします。
下図の所に入れます。
このブロックを追加したことで、画面の右上に数が表示されます。
りんごを取ったとき、カウントアップすることを確認しましょう。
また、ゲームオーバーになった時の画面も確認しましょう。
スコアが表示されます。
スコア加算のブロックを1つ入れただけで、スコアの表示がされるので楽ですね。
りんご狩りの完成です
りんご狩りゲームはこれで完成です。お疲れさまでした。
全コードの画像を貼っておきます。
非常に少ないですね。
この量で仕上げられる環境は MakeCodeArcade 以外にない、と思えるほどです。
ただ、この講座で説明したことは最低限のことだけなので、まだまだ学習は必要です。
これからも別の課題で記事をアップするので読んでみてください。
それから、入門用の説明ではないとき「私ならこうする」という部分があります。
まず、プレイヤーの操作仕様です。
今は画面外へ出すことができます。これは画面外へ出さない処理を入れるべきです。
あとゲーム開始後、必ずスコアが1点入るところです。
アヒルとりんごの初期配置を設定していないため、一番始めの配置で同じ場所に表示されます。
そのため1点入ってしまうのです。これもそれぞれ重ならない位置に初期配置すべきです。
という感じで、ゲーム作りってやり始めると色々あります。
ホーム画面に戻ろう
ホーム画面に戻りましょう。
ページの右上に家のアイコンがあります。ここをクリックします。
ホーム画面に戻ると、いま作っていたプロジェクトが表示されます。
ここをクリックすれば、先ほどのエディタ画面を開けます。
エディタ画面に戻ってプログラムを修正したり、プロジェクトの共有をすることができます。
プロジェクトを共有すれば、知り合いに遊んでもらうこともできますよ。