40歳から始める8分間プログラミング入門6

タイピングの練習してますか?

すでにタイピングができる人、TypingClub(タイピングクラブ)を使って練習している人は、下のプログラミングへ進んで下さい。

「タイピングって何?」とか「してませんよ」という人はちょっと話を聞いて下さい。
キーボードからメールやプログラムを入力する、そのことをタイピングと言います。
初めての時は人差し指だけで入力する人が多いようです。私もそうでした。
でも本当は10本の指を使って入力することが理想なんです。
例えば右利きの人に「左手で箸を持ってご飯を食べさせる」なんてことをすれば、なかなか食べられずイライラすると思います。
プログラミングでも同じことで、慣れないキー入力のまま続けようとすると、相当のストレスが発生します。
逆にタイピングができるだけで、なんとなく上達が早いような気もしてきます。

無料でもタイピング練習はできます。オススメする練習方法があるので是非チャレンジしてみて下さい。
下のボタンで紹介ページが開きます。

無料でタイピング練習しよう

 

JavaScriptプログラミングしてみよう

算数の九九を表示させてみましょう。

右側のエディタには、次のプログラムが表示されてますね。

これを変更しながら作ります。



九九の3の段を作ってみます。

これまでの学習が身についているか確認するため、問題形式で進めます。

なお、正解のプログラムと違っていても、出力結果が同じであればOKです。



次のような出力になるようプログラムを変更して下さい。

xは掛け算の記号ではなく、キーボードの左下にあるxキーを使います。(アルファベットのx)

変数i=1にします。

これで1から9までのループになります。



記号=をつけてみましょう。

文字列を連結していくだけです。簡単ですね。



計算の結果を表示してみましょう。

これができるなら基礎が分かり始めています。

(3*i)のカッコがポイントです。

今回は、カッコがなくても計算されますが、文字列と計算式を連結させる時は、計算式にカッコを付けましょう。



3の段の表示はできました。

5の段を表示したいとき、どうすればいいのでしょう?

プログラムを2箇所変更すればできますね。

しかしここで、変数を使ってやってみます。

新たに記号,(カンマ)を使います。

変数jを変更することで、好きな段を表示できるようになりました。



次はfor文を2つ使い、1と2と3の段を表示します。

このような使い方は入れ子と言います。(ネストとも言う)

9行目は結果を見やすくするために入れてます。



for文の入れ子はよく使います。

理解できているか試してみましょう。

同じ結果になるようにプログラムを変更して下さい。

8と9の段を表示するため、外側のfor文(5行目)を変更しています。



次の問題です。

8と9の段の一部を表示させます。

内側のfor文(6行目)を変更して、3から6までの計算にしています。



これでfor文を使った九九ならば、どの部分でも表示できるようになったと思います。

ここで少し趣向を変えて、掛け算を使わずにプログラムしてみます。

変数jに5を足していけば、同じ結果になるはずです。

このプログラムにはバグ(不具合)があり、計算結果が0から始まってしまいました。本当は次のような結果にしたいですね。

正しい結果になるようにプログラムを変更して下さい。

2パターンぐらい思いつくと優秀です。


上のプログラムは初期値を変えています。

下は、5を足すタイミングを変えています。

他にも違う書き方ができるので、結果さえ同じであれば正解です。


 

数日後に問題を解いてみよう

お疲れさまでした。
前回に続き、for文を使った学習でした。
繰り返し作業することはコンピューターの得意とするところです。そのためfor文以外にも様々な方法があります。そのうち説明するのでお待ち下さい。

プログラミングに必要なことは慣れることです。
数日後、このページの問題を解いてみましょう。